こんにちは!
ウィルゲート2013年新卒入社の北林賢太です。人事リーダーとして採用、教育、活性化、労務などを担当していて、2015年4月からはセールスグループも兼任しています。今回は、学生向けワークショップに参加したので、ご紹介させていただきます。
6月6日、7日と2日に渡り、ベンチャー企業11社が集まる学生向けのビジネスコンテスト型ワークショップ「TRY OUT」が開催されました。「誰よりも早く”本気”の新規事業を体感せよ」というテーマのもと、メンターには各社の経営幹部が集結。
ウィルゲートからも、専務取締役の吉岡(左手前)と事業戦略室責任者の林(右)が参加し、学生たちと本気の二日間を創りあげました。(結果は後ほど!)
※イベント参加企業(敬称略)
アカツキ,ヴァリューズ,ウィルゲート,じげん,DeNA,トレンダーズ,フロムスクラッチ,ラクスル,リクルート,リッチメディア,リブセンス
参加したきっかけは、主催である鈴鹿さんと中俣さんに本イベントのお誘いをいただいたことです。早い時期に様々なビジネス・人との出会いを提供することで、学生たちの主体的で前向きなキャリア選択の後押しになればと、参加を決めました。
今回のワークショップは、参加企業各社がテーマを設定し、各チームの学生がそのテーマに沿って事業企画をする形式でした。
メンターの吉岡と林の「目標はもちろん優勝。ただ”学生に、より多くの経験と学びを届けること”に勝る目標はない。」との想いを受け、”困っている誰かのためになるメディアを提案せよ”という極めて自由度が高いテーマを設定しました。
ここには学生たちの自主性を重んじるとともに、ビジネスの最も難しく面白いポイントである”ゼロから生み出す苦しみ”を体験してもらいたいという吉岡と林の狙いがありました。
ワークショップは、企業と学生の自己紹介から始まり、チーム決定ののち事業企画に移りました。予選プレゼンが行われ、勝ち抜いたチームのみ決勝プレゼンをすることができます。
集まった学生の意気込みを聞くと「ワイワイ楽しいだけではなく、本気の辛さの先にあるものを味わいたい」と、気合充分。
起業家サークルの代表を務めているSさんは、「事業企画には自信がある方だが、ボコボコにされるくらいの経験がしたい」と話しており、このワークショップに対する本気度を感じました。
また、企業紹介の際吉岡は「本気で優勝したい方を求む。負けたら一緒に泣こう」と意気込みを語り、アドバイザーとしてではなく、共に事業をつくる仲間としてコミットする意志を伝えました。
学生たちにとっては、初めて味わうゼロから生み出す苦しみ。あらゆる手段を駆使して”誰が何に困っているのか”をとことん考え抜きました。”本当にニーズがあるのか”、”勝てるビジネスなのか”、答えは与えず、学生の皆さんの考えをより深堀りしていく吉岡と林の姿が印象的でした。
学生たちは机上に終わらないリアルなビジネスを生むため、時に会場中にインタビューをして回り、時に知り合いに電話をかけまくり…。遠回りしながらも、主体性が時を追うごとに高まっていくのを感じました。
企業メンターが帰った後も、全員近くのカフェに泊まり込みで市場調査に没頭したと聞いています。
ようやく方向性が決まったのはプレゼン7時間前。自分たちで考え抜いた後の決断だったからこそ、そこからのスピードは凄まじいものでした。
林から「間に合ったことが奇跡だ」という言葉が漏れるくらい、驚異のスピードで形にし、予選を迎えました。他企業の役員陣からの鋭い質問にも必死に答える学生の姿がありました。
各チームのハイクオリティな提案の中、見事予選を通過!“サービスへの熱量”と“実現可能性にこだわり抜いたこと”により通過することができたのだと思います。
最終結果は、決勝プレゼンで惜しくも敗退し11社中3位。吉岡は、「優勝に手は届かなかったものの喜びも悔しさも経験できた分、成長も大きい」と語っていました。
優勝は、トレンダーズチームの皆さん。事業内容・プレゼンともに素晴らしかったです!おめでとうございます。
終了後学生からの「自分が考えていたよりも、ビジネスってすごく深くて面白かった。
自分に足りない点ばかり見えて本当に悔しい。必ず改善して次、同じような機会があれば絶対に勝ちたい」という言葉が特に印象に残っています。
成長の第一歩は”できない自分を受け入れること”だと思います。今回の経験が、学生にとっての”思い出”ではなく成長の”きっかけ”になっていれば嬉しいです。
学生のみんな、企業の皆様、そしてお誘いいただいた鈴鹿さん・中俣さんをはじめとした運営スタッフの皆様、素敵な時間を本当にありがとうございました。
株式会社ウィルゲート 広報担当/横塚
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公開日: 2015/06/10