6月20日、10周年を迎えた企業の代表が、社員に改めて伝えたこと

昨日ウィルゲートは、無事10周年の日を迎えることができました。これもひとえに弊社に関わるみなさまのおかげと、社員一同感謝しております。

 

朝礼では通常よりも長い時間を使って、全社員で設立記念当日を祝いました。

10周年の節目に際して、ウィルゲートの役員陣はあらためて「ウィルゲート設立時の想い」から「現状の事業への想い」までの流れを、多くの人が理解しやすいように、ひとつのストーリーにしていきたいと考えており、今回はその内容が代表の小島から全社員に共有されました。

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ウィルゲート設立の背景には、小島と共同創業者の吉岡によるアパレルのネット通販事業での経験があげられます。当時は、もっと多くの人に自分たちのサービスを利用してもらおうと、ひたすら自分たちで調べて施策を行い、検証するということを繰り返して、webマーケティングを行っていました。その頃の誰も頼る相手のいなかった自分たちのような人たちに対して、自分たちができることをお手伝いしたい。そんな企業のパートナー会社になりたい。二人がそう思ったことがウィルゲート設立のきっかけです。
当時、小島自身が体験した中で感じたことは、大手であれば相談相手も多く、予算もあるけれど、中小企業には相談相手も予算も少ないということ。また、その頃の小島たちには時間的な余裕があったため、時間をかけてじっくりとマーケティングを進めることができましたが、多くの中小企業ではそこまで時間をかけることもできないだろうということ。そこで、自分たちがそういう人たちの相談相手となることで、理想とする社会に近づけられるのではないか。当時も今も、ウィルゲートの根底にあるこの考えは変わりません。

「価値ある『will(意志)』を持って作られたにも関わらず、埋もれているサービス、商品があるのではないでしょうか。それは企業にとっても、世の中にとっても、非常にもったいないことです。
ウィルゲートがそういったサービスや商品を世の中に広めるお手伝いをすることで、お客様、その先にいるユーザーにもよい価値を提供できるのではないかと思っています。」(小島)

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ウィルゲートは2006年からこれまでwebマーケティング支援を行ってきました。しかし、ソーシャルメディアやスマートフォンの普及で、事業環境に変化が訪れました。
企業が一方的にメッセージを発信してきた時代から、個人もメッセージを発信できる時代になり、ウィルゲートも事業を拡大していくことが必要になってきたのです。
その中で、多角化するための様々な挑戦をしてきましたが、今残っている事業やサービスは、ウィルゲートの設立時の想いをそのまま反映しているものばかりです。自社の強みを活かすことができて、ウィルゲートらしくユーザーの『will』の体現を支援できる。それがコンテンツマーケティング、クラウドソーシング、メディア事業だったのです。
この3つの事業を通じて、クライアントやサービスを利用してくれているユーザー(ライター・主婦)、社員、企業など、より多くの『will』の実現を目指していきます。

「うまくいかないこともたくさんありましたが、こうして今10周年を迎えられるのは、会社として、個人として、どんな時も人の信頼を裏切らないように行動してきたからだと思っています。そういった行動が少しでも周囲に伝わっていれば、大変なときに手を差し伸べてくれる人たちがいるはず。ITという変化の激しい業界の中でも、大切なもの、変わらないものはそこだと思っています。
これからも信頼を裏切らない行動を続けていくことで、強い企業が作れると考えています。今後も同じことが言い続けられるように、みなさんと一緒に歴史を創っていきたいです。」(小島)

 

小島の話の後、ウィルゲートに3年間、5年間勤続している社員に感謝の気持ちを伝える永年勤続の表彰がありました。
今回、社員の約4割の30名が表彰され、プレゼンターを務めた吉岡からは、表彰された社員が入社した3年前、5年前の当時の会社のエピソードが語られました。そして最後に「今のウィルゲートがあるのは、みんながウィルゲートを選んでくれ、ともに働いてくれているからです。本当にありがとうございます。」と感謝の言葉が伝えられました。

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設立記念に関しては、本日のイベントの他、来月に設立記念パーティーが開催される予定です。
これからもウィルゲートは事業を通して、一人ひとりの「will」の実現を支援し、20周年、50周年を迎えられるような企業を目指していきます。

公開日: 2016/06/21