女性トイレに休憩スペース…? 新卒メンバーのプロジェクト「Cheer Up Girls!」の取り組み

①まよ仮眠室

先月、共同通信「経済ウィークリー」で取り上げられた弊社の女性トイレ休憩スペースの記事を多くの媒体に掲載していただきました!
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-2015年10月23日 産経フォト
「快適トイレで集客狙う ゆったり空間演出アプリも人気」
http://www.sankei.com/photo/story/expand/151023/sty1510230001-p1.html

-2015年10月24日 Fuji Sankei Business i.
「商業施設、快適トイレで集客力アップ 内装や香りで空間演出」

-2015年10月26日 宮崎日日新聞朝刊
「トイレ快適化施設増加/集客力アップに活用/休憩空間つくる会社も」
…その他、京都新聞 産経新聞 東京朝刊、愛媛新聞、長崎新聞など
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女性トイレに休憩スペース…?一体どんな休憩スペースなのか。どうして設置されたのか。写真とともに紹介致します!

 

女性トイレの休憩スペースって?

女性トイレに入ると、右側に2つある個スペースの反対側に休憩スペースがあります。入ってみると…

②仮眠室の中画像

そう、着替えスペースを活用しているんです。全身鏡もあるため、外回りする際にちょっと身だしなみを整えるなどの用途が主なスペースでした。
スペース内には大きめのビーズクッションがあり快適。

 

「女性が更に働きやすい会社にしたい」新卒の声でスタート

この休憩スペース、実は新卒の声から生まれたものなんです。

ウィルゲートは“組織を変化させる=組織課題解決”の一つの方法として、社内委員会制度「Willプロ」を設けており、社内の有志メンバーが特定のテーマについて課題発見⇒解決策の立案⇒実行までを行います。
(※参照:「一人ひとりの主体性が組織を変える~社内委員会制度Willプロの取組み~」https://www.willgate.co.jp/blog/1303/)

この制度がスタートした2013年、「女性活躍促進プロジェクト」が発足。その名も「Cheer Up Girls!」、女性の働きやすさを向上させるためのプロジェクトです。メンバーは全員新卒社員。
今後会社が大きくなるにつれて女性も増えるはず、と感じていたんです」と当時新卒2年目、現在4年目で営業と人事を兼任する北原詩緒里さんは言います。

 

③しおりさん画像

そうなると、「女性特有の体調不良などの際、社内で休憩できれば仕事ができる!」という人が増えるのでは?」と女性社員の声を聞きながらメンバーみんなで考え、スペースの設置を決めました
その年以降女性社員は徐々に増え、現在は社員109名中35名、と3割を超える人数となっています。

 

「体調が優れない時に周りを気にせず横になれる」と喜びの声、妊娠中の社員も利用

女性社員35名にアンケートを取ってみたところ、25名と半数以上が定期的に利用している結果が。
使用頻度は「月に1回程度」「週1回程度」「週2~3回程度」がそれぞれ同じくらいの割合で、10~15分程度休憩する方がほとんどです。
利用社員の声を見てみると、やはり「体調が優れない時に周りを気にせず横になれる」点が大きなメリットのようです。

・トイレで休むのはどうなのか…と最初は思いましたが、部屋も分かれており、個スペースでちょうどいい狭さ(マンガ喫茶のような)なので、とても落ち着きます。
・体調が悪い時に、10分程横になることで、非常に楽になりました。
・タイマーも置いてあるため、メリハリをつけて使用することができます。

また、当初は体調不良の際の休憩を想定して設けたのですが、昼休み中や定時後など「もうひと踏ん張り」という時の眠気覚まし・リフレッシュに使っている方が意外にも多かったです。

・眠気を解消し集中力を高めたい時に使用しており、昼休みや定時後に5~10分寝るだけで、かなりリフレッシュできます
・軽く睡眠をとって、切り替えたい時に活用しています。

 

加えて、「妊娠中の身体をいたわるために役立った」という意見も多く見られました。
「妊娠中のお腹の張りは本当につらく、お腹の赤ちゃんにも負担がかかります。社内にこういったスペースがなかったらもっと早期に産休に入る必要があったと思います」と語るのは、広報チームでリーダーを務めながら人事を兼任する及川尚子さん。
今年5月に育休から復帰、現在時短制度を活用しながら勤務しています。

 

④女子3人
このプロジェクトではその他に、

◆婦人科検診の導入
全社員対象に行われていた健康診断と併せ、婦人科検診を導入。ニーズのヒアリングやクリニックの調査から、実際の導入までを行い、2013年の導入以後、女性社員の健康と安心をサポート。

◆女性社員ランチの開催
部署や世代をまたぎ、女性社員を5~6名のグループに分けてランチを開催。女性社員同士のコミュニケーションを活性化。

◆ランチ宅配サービスなどの導入
若手のメンバーが多く、遅くまで働くこともあるため、健康的なお弁当やフルーツ、野菜が食べられるサービスを導入。

…といった取り組みを実施しています。

今後企業が成長するにつれ、多様な価値観や働き方を活かす施策が更に求められるかと思います。
今年は育休からママが3名、パパが1名復帰するなど、それが顕著に形となった年でした。
“社員自らが意志を持ち、自分たちで実現させていく”この最高にアツい文化を大切に、ウィルゲートは挑戦し続けます。

公開日: 2015/11/25